2006年F1マレーシアGP土曜日公式予選後のコメント
2006年03月19日
マレーシアGP2日目の公式予選後のコメントです。
スーパーアグリF1プレスリリースより。
2006年 マレーシアGP フリー走行/予選
佐藤琢磨 カーナンバー22 (SA05-02)
■フリー走行3
21位/最速ラップタイム 1:38.821
■予選
グリッドポジション 16番手(暫定)/ラップタイム 1:39.011
井出有治 カーナンバー23 (SA05-01)
■フリー走行3
22位/最速ラップタイム 1:40.542
■予選
グリッドポジション 17番手(暫定)/ラップタイム 1:40.720
SUPER AGURI F1の佐藤琢磨と井出有治は、F1のビッグネームと肩を並べて、2006年マレーシアGPのスターティンググリッドに並ぶ。予選結果は最下位であったが、ホンダエンジンの信頼性は高い。佐藤と井出のふたりは、フェラーリ、レッドブル・レーシング、トヨタ、ホンダに挟まれて明日のレースをスタートする。
佐藤琢磨
「今日は全力を尽くしたと思っている。クルマの性能も最大限に引き出せた。残念ながら、ミドルセクションでアンダーステアに苦しんだが、信頼性の高い走りを続けている。明日は2台ともスターティンググリッドに並ぶことができるので嬉しい。セパンはハイダウンフォース・サーキットなので、レースは厳しくなるだろう。だが、ベストを尽くして、2台揃ってフィニッシュしたい」
井出有治
「午前中よりも予選の方がクルマの調子は良かったが、バランスが十分ではなかった。フリー走行の最中に、プッシュし過ぎてコースアウトしてしまった。だが、予選では、クルマのハンドリングも良くなっていた。暑いが、誰もが同じ条件下で走っているので、大きな問題ではない。これからエンジニアと、どうやってクルマのスピードを上げていくかを相談する。明日は、もっと良い走りをして、チェッカーフラッグを受けることができれば、と願っている。2戦目のF1レースが楽しみだ」
鈴木亜久里 チーム代表
「ここまではクルマに大きな問題はなかったので、まずまず満足している。午前中は、予選とレースに向けて様々なセットアップをトライした。その結果を分析して、明日のレースの方向を決める。もちろん、いろいろ解決しなければならないことがあるが、それらを解決する上で多くのことを学習している。予選タイムはバーレーンと同じようなものだったが、より多くのデータが取れた。だから、前回より良いレースになると思う。琢磨はクルマの性格をよくつかんでおり、上手くドライブしてくれている。井出は午後の予選で新しいフロントウイングを初めて使ったので、慣れるのに時間がかかった。もちろん彼はまだまだ多くのことを学ばないといけないが、頑張ってくれている。また、チームが素晴らしい仕事をしてくれたことにも感謝している」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)