2006年F1トルコGP金曜日フリー走行後のコメント
2006年08月26日
トルコGP初日のフリー走行後のコメントです。この日のフリー走行が、SA06Bのシェイクダウン&データ収集に役立ったようです。
スーパーアグリF1プレスリリースより。
2006年トルコGP 金曜日 フリー走行
佐藤琢磨 カーナンバー22 (SA06-03)
フリー走行1回目 24位 走行周回数:1 最速ラップタイム: 非計測
フリー走行2回目 24位 走行周回数:11 最速ラップタイム: 1:31.091
山本左近 カーナンバー23 (SA06-04)
フリー走行1回目 18位 走行周回数:11 最速ラップタイム: 1:31.212
フリー走行2回目 25位 走行周回数:21 最速ラップタイム: 1:31.316
フランク・モンタニー カーナンバー41 (SA06-02)
フリー走行1回目 16位 走行周回数:13 最速ラップタイム: 1:31.814
フリー走行2回目 16位 走行周回数:25 最速ラップタイム: 1:30.491
天気=晴天 気温=30-33℃ コース路面温度=43-52℃
3台目のSA06の投入とともに、今回のレースからSUPER AGURI F1 TEAMのサードドライバー、フランク・モンタニーが金曜日のフリー走行に帰ってきた。今日は1回目のフリー走行でギヤボックスにマイナートラブルが1回発生しだだけで、SAF1チームの3人のドライバーは予定されていたプログラムを首尾よく完了することができた。また、今回から投入されたSA06の新しいフロントサスペンションは今日はモンタニー車に装着されたが、大きな問題がなければ、明日からは琢磨車に装着される予定だ。
佐藤琢磨
「SA06のシェイクダウンという意味でも、今日はぼくたちにとっては重要な一日だった。大きなトラブルには遭遇しなかったことはよかったと思う。フランクが数回セットアップを変更しながらかなりの走行距離をこなしてくれたので、貴重なタイヤのデータを得ることができた。予定どおり、ぼくは1回目のセッションは走らなかったので、そのデータに期待していた。2回目のセッションでは通常のインスタレーションラップを走って異常がないかを確認し、その後で予定していたプログラムをひと通り行った。マシンの調子はいいようなので、SA06のデータを今夜確認して異常がなかったら、明日、さらにマシンのアップデートを続けていく」
山本左近
「今日はこのレースの週末のいいスタートを切ることができた。初めて走るサーキットだったが、午前中のセッションでコースレイアウトを素早く覚えることができた。午後のセッションでセットアップの改善に取り組んだが、その結果にも満足しているので、明日が楽しみだ」
フランク・モンタニー
「まず最初にメカニックに感謝したい。クルマの到着が遅れて、徹夜で準備作業に取り組んでくれた。残念ながら、午前中はトラブルが発生してクルマのセットアップを正しく行えず、午後はタイヤの作業に負われた。最初からマシンが不安定でセットアップには満足していなかったが、直す時間が十分になかった。それを考えると、チームはよくやったと思う。2時間という走行時間は短すぎるが、このチームで再びドライブして、チームに情報をフィードバックできることをうれしく思う。今週末もチームの役に立てることを願っている」
鈴木亜久里 チーム代表
「3台目のSA06をデビューさせることができて、とてもハッピーだ。今日もフランクはとてもいい仕事をしてくれた。午後のセッションではコンペティティブなタイムを記録し、新しいマシンに関するかなりの量のデータを集めてくれた。琢磨も左近もミッドランドに勝るタイムを記録したし、全体的にはチームにとっていい一日だった」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)