2006年F1イギリスGPプレビュー
2006年06月08日
スーパーアグリF1プレスリリースより、イギリスGPを迎えての各コメントです。イギリスには、チームのファクトリーがあるので、第2の母国GPとなります。佐藤琢磨にとっても第2の母国GP、期待してますよ。
スーパーアグリF1プレスリリースより。
2006年FIA F1世界選手権第8戦イギリスGPはSUPER AGURI F1 TEAMにとって、チームの本拠地である日本とファクトリーのあるイギリスという、ふたつの国で開かれるホームレースのうちの最初のレースとなる。
チームの前線基地となるSAF1のファクトリーは、英オックスフォードシャー州の田園風景の中にたたずむリーフィールドという村にあり、そこは歴史あるシルバーストンサーキットからわずか数マイルの場所だ。シルバーストンで初めてイギリスGPが開催されたのは1950年のこと。1963年から1986年の間、F1は12戦ほどブランズハッチサーキットに場所を移したこともあったが、シルバーストンは今日もイギリスGPの故郷であり続けるサーキットだ。
佐藤琢磨
「イギリスに住んでいたことがあるので、イギリスGPはいつもぼくの第2のホームレースのような感じがする。シルバーストンにはジュニアフォーミュラ時代から数々のいい思い出がある。サーキットのレイアウトも好きだ。前半は走るのが楽しいハイスピードの流れるようなコーナーが続き、後半はタフで複雑。メカニカルグリップを要求されるので、エンジニアリングの部分でもチャレンジングだと言える。このレースでは天候も重要な要素となるが、週末が晴天となり、チームに良い結果をもたらすことができればと願っている」
フランク・モンタニー
「リーフィールドのファクトリーで働くチームメンバーにとってはホームレースとなることもあり、イギリスGPが本当に楽しみだ。これまでに経験したグランプリとは違う、良いレースになると思う。気温はぐっと低くなると思うが、雰囲気は最高に盛り上がるだろう。モナコでは以前よりもかなり多くのデータを集めることができたので、今週のシルバーストンではさらに前進することができると思う」
鈴木亜久里 チーム代表
「先週は初のモナコGPでフランクがフィニッシュを達成する姿を見ることができた。現在、チームはイギリスに戻り、イギリスGPへ向けて準備の最終段階に入っている。今回のレースでも僕たちの目標は変わらない。SUPER AGURI F1 TEAMの2台が揃ってレースをフィニッシュすることだ。今週末のもうひとつのホームレースに備えて、チームはとても頑張ってきた。シルバーストンではぜひとも良い結果を出したいと思う」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)