2006年F1バーレーンGP日曜日決勝レース後のコメント
2006年03月13日
バーレーンGP3日目の決勝レース後のコメントです。
スーパーアグリF1プレスリリースより。
2006年バーレーンGP日曜日 決勝
佐藤琢磨 カーナンバー22 (SA05-02)
順位 18位/最速ラップタイム 1:37.104
井出有治 カーナンバー23 (SA05-03)
順位 リタイア (35周目)/最速ラップタイム 1:38.302
SUPER AGURI F1 TEAMにとってF1参戦初レースとなったバーレーン・グランプリで、佐藤琢磨が見事フィニッシュを達成した。井出有治も果敢な戦いぶりを見せたが、ドライブスルー・ペナルティ、燃料ホース・リグのトラブル、そして、メカニカルな問題に苦しみ、あと、わずか10周を残すところで彼のF1デビュー戦は幕を閉じた。
佐藤琢磨
「チームにとっては素晴らしい結果だった。ぼくたちがバーレーンに来られるように頑張ってくれたメカニックたちのお陰だ。今日は無線ラジオと燃料リグの問題があって、それが理由でピットストップがいくらか混乱したが、チームのスタッフはよく対応してくれたと思う。チームにとっては良い1ステップだった。今日の結果に非常に満足している。有治がフィニッシュできなかったのは残念だったが、チームが必要としていた良いスタートを切ることができた」
井出有治
「レースをフィニッシュしたかった。だが、エンジンが止まってしまった。金曜日と同じ問題があった。レース序盤、ギアをニュートラルに入れられなくなって、ピットストップでオーバーランしてしまった。自分がクルマの改良のためにどう関わっていけばよいかというのが課題だが、メカニックがこれまで頑張って仕事をしてくれたことは分かっているので、自分の経験不足を申し訳なく感じる。エンジニアと問題を見直して、次のマレーシアではフィニッシュを目指してベストを尽くす」
鈴木亜久里 チーム代表
「今回のレースは我々にとってはテストのような意味合いもあったが、通常ならば冬の間に終えておくべき作業だ。毎回のレースを通して学んでいきたい。今日のレースからも多くを学んだ。レースのスタート前に、今日、一番重要なことはレースをフィニッシュすることで、その経験を通して、できるだけ多くのことを学ぶことが大切なんだと話した。琢磨は良く頑張ったと思う。井出も本当にレースをフィニッシュしたかったと言っていたが、彼も一歩一歩進んでいかなければならない。彼にとっては、1回1回のレースが勉強の場だ。もっと経験を積む必要がある。チームは、ドライバーたちのためにクルマを改良していく」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)