2006年F1ブラジルGP土曜日公式予選後のコメント
2006年10月22日
ブラジルGP2日目の公式予選後のコメントです。今シーズンのラストレースを迎えての予選、第2ピリオド進出はならなかったが、かなりタイムが接近しているので、決勝レースには期待できます。
スーパーアグリF1プレスリリースより。
2006年ブラジルGP 土曜日 フリー走行/予選
佐藤琢磨 カーナンバー22 (SA06-03)
フリー走行3回目 17位 走行周回数:21 最速ラップタイム:1:13.814
予選 20位 走行周回数:7 最速ラップタイム:1:13.269
山本左近 カーナンバー23 (SA06-04)
フリー走行3回目 22位 走行周回数:21 最速ラップタイム:1:14.875
予選 21位 走行周回数:10 最速ラップタイム:1:13.357
T-Car SA06-02
天気=晴天(湿度65-71%) 気温=20-22℃ コース路面温度=33-41℃
ブラジルGPの最後のフリー走行では、SUPER AGURI F1 TEAMの佐藤琢磨が1分13秒814を記録し、スパイカーMF1やレッドブルのデイビッド・クルサード、トヨタのヤルノ・トゥルーリといったドライバーより前のポジションでセッションを終えた。午後の予選第1セッションは、タイムシートのトップと最下位との差がわずか2.7秒という接戦ぶりで、佐藤琢磨と山本左近もそれぞれ1分13秒269と1分13秒357というまずまずのタイムを記録している。
佐藤琢磨
「予選セッションの最後は接戦となり、コンペティティブな戦いとなったのはよかった。今日のフリー走行では昨日から持ち越していた問題を解決して大きな進歩を遂げることができ、マシンのパフォーマンスにも満足している。予選で再びラップタイムを伸ばすことができたが、最も近いライバルを打ち負かすことができなかったのは残念だった。しかし、レースに向けてもいいマシンに仕上がっていると思うので、明日はいいレースが戦えると信じている」
山本左近
「昨日は走行が限定されてしまったが、今日の午前中にマシンのバランスを改善することができたし、予選と明日のレース用のセットアップの作業も進めることができた。モンツァ以来、初めてトラブルなしで自分のポテンシャルを見せることができたのではないかと思うのでハッピーだし、今日の予選結果には満足している。とにかくすごくうれしいし、チームのみんなにも感謝したい」
鈴木亜久里 チーム代表
「今日は、SAF1のドライバーはふたりとも素晴らしい仕事ぶりで、ふたりのタイムもとても近かった。ぼくたちのマシンもようやく真のポテンシャルを見せ始めているのではないかと思うが、最も近いライバルと互角に戦えるようになるにはもう少しだ。しかし、今日のタイムをシーズン初めのタイムと比べたら、本当によく頑張ったと思う。今年、ぼくたちを支えてきてくれてメカニック、ファクトリーのみんな、ホンダとブリヂストンに感謝したい。明日はいい結果を出してシーズンの最後を締めくくりたいと思う」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)