2006年F1中国GP土曜日公式予選後のコメント
2006年10月01日
中国GP2日目の公式予選後のコメントです。やはりコメントにもあるように、ブリヂストンのウェットタイヤがよろしくないようで・・・決勝はドライであって欲しいね。
また佐藤琢磨は、イタリアGP後にエンジン交換をしたようで、10グリッド降格が決定しているようだ。とは言っても後ろいないけどね。
スーパーアグリF1プレスリリースより。
2006年中国GP 土曜日 フリー走行/予選
佐藤琢磨 カーナンバー22 (SA06-03)
フリー走行3回目 16位 走行周回数:12 最速ラップタイム: 1:43.722
予選 21番手 走行周回数:6 最速ラップタイム: 1:50.326
山本左近 カーナンバー23 (SA06-04)
フリー走行3回目 20位 走行周回数:10 最速ラップタイム: 1:46.850
予選 22番手 走行周回数:7 最速ラップタイム: 1:55.560
T-Car SA06-02
天気=曇り、湿度83-90% 気温=17-25℃ コース路面温度=22-24℃
今日は天候がカギとなった一日だった。昨夜から降り続いた雨で空気はすでに重かったが、今日はさらに雲が低くたれ込めて湿度も高く、SUPER AGURI F1 TEAMの佐藤琢磨と山本左近にとっては難しいコースコンディションとなった。午前中のフリー走行の途中からコースが乾き始め、どのチームもインターミディエイトのウェットタイヤからドライタイヤにタイヤを交換していた。午前中のセッションでは琢磨は1分43秒722という、トップにわずか3秒差の16位のタイムを記録している。午後の予選も天気は回復せず、雨が降り始めて、コースは危険なコンディションになった。
佐藤琢磨
「今日はコンディションがトリッキーで、誰にとっても難しい一日だった。午前中のフリー走行のセッションでは、ウエットとドライの両方のタイヤをテストしたが、ウエットの評価は満足できるものではなかった。しかし、結局は予選が雨になったので、そのテストを完了しておくことが重要になった。セッションの最後にはドライタイヤで計測ラップを数周走ったが、昨日はドライでほとんど走れなかったので、それはよかったと思う。天気もコースコンディションも変化していたので、いい出走時間を選ぶのが難しかったし、レッドフラッグも出たりしていて、予選はくじ引きみたいなものだった。いずれにせよ、ぼくはエンジン交換のペナルティでグリッドが降格となってしまうことになる。しかし、ウエットでもドライでも、明日のレースの準備はできている」
山本左近
「3回目のフリー走行の時から、雨の予選には自信があったので、予選の結果は本当に残念だった。予選の最中に戦略を変更して、新しいタイヤ評価を行った。しかし、ぼくのファステストラップの最中にレッドブラッグが出てしまったので、ガレージに戻らなければならなかった。再びコースに出た時には残り時間は3 分しかなく、コースもずぶ濡れの状態だったので、タイムを伸ばすチャンスはなかった。明らかにラップタイムは天候に左右されていたが、今日のぼくのタイムは自分のベストではなかった。明日はウエットになるかドライになるかわからないが、あとはもう、自分のベストを尽くすだけだ」
鈴木亜久里 チーム代表
「今日の午後の予選は、誰にとっても非常に難しいコンディションだった。予選セッションのタイヤチョイスを決めるのも難しかったが、ドライバーたちがアタックラップに出る直前にレッドブラッグになってしまった。これはぼくたちにとっては本当に悪いタイミングで、予選結果もよくなかった。明日のレースはドライコンディションになって欲しいと思う」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)