2006年F1サンマリノGP金曜日フリー走行後のコメント
2006年04月22日
サンマリノGP初日のフリー走行後のコメントです。井出有治の走りが良くなってきているのが、コメントからも解ります。
スーパーアグリF1プレスリリースより。
2006年 サンマリノGP フリー走行
佐藤琢磨 カーナンバー22 (SA05-02)
フリー走行1回目 17位/最速ラップタイム 1:31.217
フリー走行2回目 27位/最速ラップタイム 1:29.870
井出有治 カーナンバー23 (SA05-03)
フリー走行1回目 18位/最速ラップタイム 1:31.482
フリー走行2回目 28位/最速ラップタイム 1:31.042
T-Car SA05-01
サンマリノGP初日の今日、SUPER AGURI F1 TEAMは幸先の良いスタートを切った。1回目のフリー走行では、井出有治がチームメイトの佐藤琢磨のスピードにわずか0.2秒遅れの最速ラップタイムを記録している。チームは予定通りに一日のプログラムを完了し、現在は明日の予選セッションのための準備に集中している。
佐藤琢磨
「良い一日だった。いろいろなプログラムを行い、多くの情報を得ることができた。2種類のブリヂストンタイヤを試したのは興味深いテストだったし、重要なデータを得ることができた。縁石やバンプに乗るとクルマが不安定になり、ドライブするのが少し難しかったが、セッションを通して良くなっていったので、このまま頑張って仕事を続けて、明日に備えたい」
井出有治
「オーストラリアGPが終わった後、それまでのレースの結果に不満を感じていたので、イモラに来る前にイギリスでエンジニアと重要なミーティングを行った。クルマのフィーリングが良くなってきているのは、その特別なミーティングのお陰だと思っているし、これまでのレースより今回は良いパフォーマンスを見せることができるのではないかと感じている。今日はクリアな走行ができたし、明日の予選セッションもこれまでよりも自信を持って挑むことができる。ポジションはあまり上がらなかったが、明日は自分にとって最高の予選を走って、最高のスターティングポジションを手に入れたいと思う」
鈴木亜久里 チーム代表
「有治はクルマのハンドリングに慣れてきたのではないかと思う。F1の雰囲気にも慣れてきているし、自信を深めている様子を見るのはとても嬉しいことだ。チームとしてはまだ改善しなければならない点は多いし、パフォーマンスもトップレベルにはほど遠い。だが、我々は確実に前進している。いつも言っていることだが、一歩一歩、チームとパフォーマンスの両方を良くしていきたい。明日の予選を楽しみにしている」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)