2006年F1トルコGPプレビュー
2006年08月22日
スーパーアグリF1プレスリリースより、トルコGPを迎えての各コメントです。SA06の3台目が完成。このGPより再びサードカーを走らせるとのこと。モンタニーが再びサードドライバーとして金曜日に登場。
そしてこのGPからSA06の完成バージョンが登場。
スーパーアグリF1プレスリリースより。
2006年トルコGPプレビュー
勇気づけられる結果となったドイツでのSA06のデビュー戦に引き続き、波乱に富んだハンガリーGPでも佐藤琢磨が快心のドライブを見せることになったSUPER AGURI F1 TEAMは、今週イスタンブールで開幕するトルコGPへ向けて、信頼性向上と2台揃ってのレース完走に目標を絞って作業を続けてきた。
チームは夏期休暇の間もサードカーのSA06シャシーの完成と新しい空力パッケージの開発に力を注いできたが、その結果、フランク・モンタニーがカーナンバー43のマシンで再び金曜日のフリー走行でのサードドライバーを務めることになった。
佐藤琢磨
「夏休みの間はヨーロッパにとどまり、家族と一緒にくつろいだ時間を過ごした。休みの間はマシンのテストができなかったので、マシンがどんなパフォーマンスを見せるかはトルコまでわからないが、SA06の空力パッケージがさらに進化した最新マシンで挑むことになるトルコGPは本当に楽しみだ。イスタンブール・パークのコースレイアウトはユニークで、F1カレンダーの中でも最も面白いサーキットのひとつだ。長い高速コーナーはチャレンジングなテクニカルセクションで、コースには起伏があり、オーバーテイクのチャンスも多い。新しいパッケージのSA06は、優れた空力効率を必要とする中高速コーナーで以前よりもいいパフォーマンスを見せてくれるだろう。トルコGPに挑戦するのがとても楽しみだ」
山本左近
「休みの間は日本に帰国して、家族や友だちとのんびり過ごした。今は新しい空力パッケージを備えたSA06をドライブするのが楽しみだ。ドイツで新しいリアサスペンションとギヤボックスが導入された時も、その差を実感することができた。だから、今度の最新パッケージもきっと大きく進化していると思う。トルコに行くのは初めてなので、レースの準備も慎重に進めていこうと思っている。トルコのF1ファンに会うのも、トルコの文化に触れるのも楽しみだ」
鈴木亜久里 チーム代表
「この夏期休暇の間は日本に戻り、ぼくが設立して長年続けているARTAジュニアカートスクールに参加したり、週末にはカートレースにも出場したりしていたが、時間はあっという間に過ぎた。再び気持ちをF1に切り替えなければならないが、SA06の完成バージョンで走ることができるトルコGPを本当に楽しみにしている。イスタンブール・パークは難しいコースだが、この瞬間を長い間待っていた。ニューマシンが素晴らしいパフォーマンスを見せてくれることを確信している」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)