2006年F1中国GP金曜日フリー走行後のコメント
2006年09月30日
中国GP初日のフリー走行後のコメントです。モンタニーが好タイムを記録する中、レギュラードライバーの2人にドラブルが出て、一喜一憂の一日となったようだ。
スーパーアグリF1プレスリリースより。
2006年中国GP 金曜日 フリー走行
佐藤琢磨 カーナンバー22 (SA06-03)
フリー走行1回目 15位 走行周回数: 8 最速ラップタイム 1:39.887
フリー走行2回目 29位 走行周回数: 9 最速ラップタイム 1:41.315
山本左近 カーナンバー23 (SA06-04)
フリー走行1回目 17位 走行周回数:10 最速ラップタイム 1:41.415
フリー走行2回目 25位 走行周回数:22 最速ラップタイム 1:39.636
フランク・モンタニー カーナンバー41 (SA06-02)
フリー走行1回目 10位 走行周回数:19 最速ラップタイム 1:38.464
フリー走行2回目 7位 走行周回数:26 最速ラップタイム 1:37.278
天気=晴れときどき雨 気温=24-27℃ コース路面温度=26-30℃
SUPER AGURI F1 TEAMは複雑な気分のまま、上海インターナショナル・サーキットでの1日目のフリー走行を終了した。午後のフリー走行ではフランク・モンタニーが1分38秒464というタイムを記録し、7位というチーム始まって以来の最高のポジションでフィニッシュしているものの、午前中のセッションでは琢磨と左近の両方のマシンにメカニカルな問題が発生しており、特に琢磨はこの問題から午後のセッションの走行時間も制限されることになってしまった。
佐藤琢磨
「残念ながら、ギヤボックスにトラブルが発生して、今日は走行がかなり制限されてしまった。コースインするたびに、それに関連した問題が生じたので、今日はマシンのセットアップの評価があまり進まなかった。午前中は最初から好調だったが、午後はほんの数周しか走れず、あまりいい一日ではなかった。したがって、明日の午前中のセッションがとても重要となるが、明日がいい日になることに期待したい」
山本左近
「午前中はぼくのSA06に油圧系の問題が生じてサーキットを走る時間があまりなかったので、8周しか走れなかった。しかし、マシンとサーキットのことをもっと知りたかったので、午後のセッションはかなりプッシュして走った。午後は特に問題はなかったが、マシンの乗り心地があまりよくなかったので、満足するセットアップを見つけるチャンスがなかった。フランクが頑張ってくれたので、お互いのデータを比較して、明日へ向けてどのようにマシンを改善できるかをエンジニアたちと話し合うつもりだ」
フランク・モンタニー
「今日は体調が悪かったわりには、パフォーマンスという面ではかなりよかったと思う。午前中は本当にマシンに満足していなかった。特にタイヤの摩耗が激しかったが、これは昨年も同じだったと思う。セットアップの作業もかなり進んだし、午後にはロングランを走り、タイヤの比較評価を行うことができた。マシンの調子もかなりよくなったので、それには満足している。パフォーマンスランを始めると、すぐにいいラップタイムも出始めた。気温の変化が激しくて、コースのコンディションも変化していたので難しい一日だった。雨が少し降ったことでコースのコンディションがまた変化して少し滑りやすくなったが、それも楽しかったよ」
鈴木亜久里 チーム代表
「フランクがよく頑張ってくれて、7位で終えてくれたことには満足している。琢磨のマシンはギヤボックスの問題があったので、この問題の解決策を早急に考えなければならない。左近のマシンには午前中に油圧系の問題があったが、午後のセッションは順調で、今日はかなりの周回数を走ることができた。マシンのデータもかなり集めることができたので、全体的にはいい金曜日だったと思う」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)