2006年F1ブラジルGPプレビュー
2006年10月20日
スーパーアグリF1プレスリリースより、ブラジルGPを迎えての各コメントです。今シーズンもラストグランプリ。長かったようなあっという間だったような・・・
とにかくラストレースで今シーズンのチームの成長ぶりを見せて欲しい。
ちなみにサードドライバーのフランク・モンタニーは、来シーズンはトヨタのサードドライバーとして契約したようだ。
スーパーアグリF1プレスリリースより。
2006年ブラジルGP プレビュー
白熱した2006年シーズンもいよいよ今週末のブラジルGPでクライマックスを迎える。このレースは、シーズンファイナルを飾る3戦の遠征レースの最後の1戦で、日本から中国、そして今週末の南米へと続く4週間にわたるSUPER AGURI F1 TEAMの世界一周の旅の最終地点でもある。
ブラジルGPはF1カレンダーの中でも根強い人気を誇るレースだ。インテルラゴスのアウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェは、いくつもの素晴らしいオーバーテイクのチャンスがあるサーキットで、思いもよらぬ天気がレースをエキサイティングにする可能性もある。SAF1チームは、先週の日本GPの鈴鹿でのファンの大きな声援を胸に、士気高くシーズン最終戦へと向かう。
佐藤琢磨
「おもしろいことに、今回のレースを迎えるにあたって、さまざまな思いが交錯している。あっという間にシーズンが過ぎ去ってしまった気もするし、長かったような気もする。ファンタスティックだった中国と日本のダブルヘッダーに引き続き、チームのモチベーションは高い。もちろん、日本は一番重要なレースだったが、シーズン最終戦のブラジルでいいフィニッシュを飾ることもぼくたちにとってはとても重要なことだ。インテルラゴスのコースはとてもおもしろく、上海とも鈴鹿とも全く異なった特徴を持つ。レースでもコンペティティブな走りを見せることができているし、今はマシンも強力なパッケージになっていると思う」
山本左近
「今回、ぼくは初めてブラジルを訪れることになる。鈴鹿での日本GPの後もたくさんのイベントがあったので、レース終了後も日本にしばらく滞在したが、ブラジルへ向けて頑張ってきた。シーズン半ばからのF1参加だったが、いろいろな出来事があったし、あっという間に時間が過ぎてしまったので、もうシーズン最終戦のブラジルを迎えるということが信じられない。必ずしも容易ではなかったが、自分が育った鈴鹿サーキットのレースをどうにか完走することもできた。この流れをキープし続けて、チームとともに全力を尽くし、シーズン最終戦でできるだけいい結果を出したいと思う」
鈴木亜久里 チーム代表
「シーズンを振り返ってみると、SAF1にとっては長い上り坂だった。基本的には古いマシンでシーズンをスタートしてから、厳しい状況の中、やっとここまでたどり着くことができた。日本でのレースでは15位と17位という結果で終えることができて、ただ出場しているだけではなく、戦えるチームに成長したということを証明することができた。日本でのこの素晴らしい結果の勢いをブラジルまで継続して、再びいいレースを展開したいと思う。この場を借りて、チームのスポンサー、ファンの皆さん、ドライバー、チームメンバー、そしてぼくたちの初めてのシーズンを最後まで応援してきてくれたみんなに感謝したい」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)