2006年F1アメリカGPプレビュー
2006年06月28日
スーパーアグリF1プレスリリースより、アメリカGPを迎えての各コメントです。インディアナポリスといえば、やっぱり2年前の佐藤琢磨3位表彰台の地。今年は厳しい状況が続いているが頑張って欲しいです。
スーパーアグリF1プレスリリースより。
SUPER AGURI F1 TEAMはカナダから直接、F1世界選手権第10戦が開催されるアメリカへ向かう。モントリオールのレースは残念な結果となってしまったが、チームはインディアナポリス・モータースピードウェイに到着するのを心待ちにしている。
"インディ"はF1カレンダーの中で2番目に歴史の古いサーキットであり、F1では有名なインディアナポリスのオーバルから内側へ流れ込むようにレイアウトされている全長4.129kmのコースが使用される。また、インディアナポリスは鈴木亜久里とエイドリアン・フェルナンデスが率いるIRLチーム、スーパーアグリ・フェルナンデス・レーシングと日本人ドライバー松浦孝亮の活動の拠点でもある。現在、松浦はインディカーシリーズでランキング11位となっており、アメリカGPの週末にはカンザスでレースに出場している。
佐藤琢磨
「2004年に初めての表彰台フィニッシュという自分のF1キャリア最高の結果が出せたサーキットなので、ぼくにとってインディは特別な場所だ。ここはモーターレーシングにとっても歴史的なところで、いつもファンは熱心に応援してくれる。昨年は出場できなかったので、ぼくにとって最後のインディの思い出は2004年のこと。オーバルのバンク部分とロングストレートを利用したユニークなサーキットだが、それとは対照的にインフィールドのコースには低速コーナーが多い。ぼくは北米での2戦の雰囲気が好きなので、今週、インディを再び訪れることをとても楽しみにしている」
フランク・モンタニー
「インディアナポリス・モータースピードウェイはインディ500が開催されるということもあって、モータースポーツの世界で最も人気があるサーキットのひとつだ。F1でインディに行けることをとてもうれしく思う。ぼくにとっては未知のサーキットだが、すぐに慣れると思うので心配はしていない。セットアップという意味では、モントリオールとほとんど変わらないサーキットだと聞いている。モントリオールでもマシンはよかったので、いい週末になると思う」
鈴木亜久里 チーム代表
「インディアナポリスはインディカーシリーズを戦うスーパーアグリ・フェルナンデス・レーシングが拠点にしている場所なので、そこへ行けることを本当にうれしく思っている。インディは高速と低速の両方のコーナーを取り入れたレイアウトになっており、F1のコースにはオーバルのバンクがある部分も使われているので、F1ドライバーにとっては面白いサーキットだ。カナダの週末は厳しかったが、チームの勢いと高い士気を保ったまま、今週末のインディアナポリスへ向かいたいと思う」
(スーパーアグリ・フォーミュラワン プレスリリース)